木工のまち「加茂」で日本の様式美を体験する~大湊文吉商店の組子ワークショップ

2022.02.17 cultureactivityhistory
木工のまち「加茂」で日本の様式美を体験する~大湊文吉商店の組子ワークショップ

新潟県加茂市は、古くから木工の盛んな町。木製建具や桐たんすなど、繊細な技術とアーティスティックな感性が磨かれ、現在も住まいや商業施設に欠かせない木のぬくもりを生かしたインテリアが全国より支持され、愛されている。

そんな加茂の木工技術のなかでも、ひと際アーティスティックで美しいのが、「組子細工」。
組子細工とは、細かな木片を組み合わせ緻密な幾何学紋様を生み出す木工技術で、寸分の狂いもなく組み付けられた部材の美しさ、各紋様の由来や表現、樹種の差による様々な色の表現、また、光を通した時の「光と影」の美しさが、人々を魅了している。

加茂市秋房にある「大湊文吉商店」で、組子細工を体験できるということで、訪ねてみた。

温度・湿度の変化にも狂わずに形をとどめ、数百年の時間を経て現存する匠の技

メイドインジャパンの製品の技術力の高さが世界中から評価される所以は、気候風土に合わせて緻密な計算のもと、数百年の時間を経ても姿形をとどめる、その途方もないほどの繊細な技の結集にある。

大湊文吉商店では、約1世紀の歴史の中で培った屏風製作の技術を現代の住空間に活かし、日常目にすることのできる優れたインテリア製品としての復活・普及を目指している。

ショールームには様々な木製品のインテリアやアーティスティックな屏風が並び、古来から大切にされてきた日本のアートの迫力と繊細さを感じることができる。

工場見学は、まさに大人の修学旅行

大湊文吉商店では、5~10名ほどのグループの方々に対し、事前予約のうえ工場見学をさせてもらうことができる。
この日は、大湊社長自ら、建具や組子細工、加茂の木工の歴史などをガイドしてくれた。

工場内では、木の優しい香りに包まれながら、職人たちの手仕事を間近で見学することができる。ものづくりをこんなに近くで感じる機会というのは、まさに大人の修学旅行。永く愛され続けてきた会社の歴史を垣間見て、ワクワクが止まらない。

大湊文吉商店で体験できる、組子細工のワークショップ

大湊文吉商店では、組子細工のオーナメントづくりを体験した。
組子細工は、日本の様式美ともいえる幾何学模様を寸分の狂いなく組付けていく、とても繊細なもの。
ひとつひとつのパーツはとても小さく、工場長の指導のもと、「どこにどうしたらパーツを差し込めばこの柄になるの?」と考えながら組み立てていく。

この日作った「麻の葉」の組子は秋をあらわし、魔除けの意味を持つ伝統的な日本の柄とのこと。

柄のひとつひとつにそれぞれ意味や願いが込められており、日本人が大切にしてきた文化の奥深さと豊かさを感じる。

加茂の文化に触れ、学ぶ。豊かな時の過ごし方

文化や歴史に触れる機会は、私たちの心を、より豊かにしてくれるもの。
加茂をめぐる旅は、美しい自然に癒されるとともに、文化を感じ、大人の知識欲をも満たす、濃厚な時間を過ごせるものと思っている。

<ロケ協力>

株式会社大湊文吉商店
〒959-1356 新潟県加茂市秋房1-26
TEL:0256-52-0040
ホームページ:http://www.oominatobunkichi.com/

工場見学については事前予約が必要です。以下ご注意ください。
5~10人程のグループでしたら事前予約にて随時お受け致しますが、
工場の作業の日程などにより御希望の日時にお受けできないこともありますので御理解ください。
9:00~15:00(12:00~13:00を除く)
月~金曜日(祝祭日を除く)

モデル

石濱里奈
Instagram:@rina_ishihama

モデル着用アイテム

①バッファローチェックニットストール(レッド)20,900円(税込)
②オールアランハミルトンラムニットプルオーバー(オレンジ)25,300円(税込)
③マイクロモールニットイージーワイドパンツ(ネイビー)20,900円(税込)

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